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従来から受け継がれた方式から、近年のメカトロニクスまで、モジュール化を含んだ最新の機械設計の勘どころをご紹介します。

「 設計全般 」 一覧

モーター

意外に迷うモーターの選定 | 用途に応じたモーターの選び方

  一口にモーターと言っても、その構造や種類は様々です。軸が回転する構造の物だけがモーターではありませんし、電気を使うものだけがモーターと言うわけでもありません。そんな沢山の種類の中から自分の造る機械や装置に最適なモーターを選定するにはどうしたら良いのでしょうか? 今回はモーターの種類や特徴・構造をメーカーの …

ホール素子センサー

実録・実験 | ホール素子を使った回転角センサー

  2016/01/27    設計全般, 詳細設計

ホール素子を使った回転角センサにおけるプログラムの考え方(設計図書) センサ構造       上図にセンサ構造を示す ホールセンサを90°毎に回転軸に直角に配置、ホールセンサ両端に強磁性体の導磁回路を設け、回転軸に回転子をネジ止めする。回転子には磁力線方向がステアリング軸に直角になるように永久磁石を設置する センサ出力 …

量産製造ライン

製品の開発・製造 | ものづくりには必ず順序がある。

  開発企画~量産製造までの流れ 今回は常日頃携わっている開発~量産製造までの流れについて各セクションでのポイントを紹介します。 ゼロから製品を造り上げるためには様々なステップを踏まないとなりません。各セクションでの考え方や外してはならないポイントについて記述します。 開発企画 製品企画 製品の成り立ちの源流 …

電飾看板

アルミフレーム製作 | 市販材料を使って手軽に製作

  2016/01/25    組立技術, 設計全般, 詳細設計

DIY的商品製作 つい最近ですが、ガソリンスタンド向けの電飾看板を仲間内で造ることになり、写真の様なフレーム構造を採用してみました。 使用した材料 現代はとても便利な材料があり、インターネットで自分の欲しい材料を指定して、本数や長さなどの要目を入力すると、最短で次の日に材料が手元に届きます。因みに私がこの看板を造るのに …

公差幅

機械設計製図 意外な盲点 | 経済的な許容差と安全重視の許容差設定

  2016/01/25    設計全般, 詳細設計

部品設計をする上で必要な項目の一つに「寸法公差を設定する」という項目があります。この「公差」は部品の製造過程でとても重要な要素で、コストや品質にも影響を与えかねません。しかし、多くの設計現場ではこの公差を決めるのに適切な計算・検討を行わず、過去の設計の値をそのまま使用したり勘や経験をもとに決めている場合が多く見受けられ …

射出成型

機械設計者 知っておきたい技術 | 射出成型加工

  2016/01/24    加工技術, 設計全般

射出成形加工編 成形加工にも様々な種類の加工法があります。鉄やアルミなどを主材料として成形する鋳造やダイカト、エンジニアリングプラスチックを主材料とする射出成型やブロー成形、真空注型成形などがありますが今回は現代で最も多く使われているプラスチックの射出成形(Injection  Molding)部品の設計のポイントを紹 …

板金加工

機械設計者 知っておきたい技術 | 板金加工

  2016/01/23    加工技術, 設計全般

板金加工編 部品を設計する段階においてどのような材料を用いるかは、最終的に求められる装置の仕様やコストに大きく影響します。今回は使用する材料の中でも比較的使われる頻度の多い鋼板(薄板)の板金加工について紹介します。 板金加工 板金加工とは一般的に鋼板材料を「切断(シャーリング)」「穴あけ(パンチ)」「折り曲げ(ベンド) …

機械加工

機械設計者 知っておきたい技術 | 機械加工

  2016/01/23    加工技術, 設計全般

機械加工編 加工方法の知識を身に着けることは、機械設計者にとって重要なスキルの一つです。なぜなら、自分が設計をする機械や装置、製品を構成する部品をどんな加工方法によって造れば良いか、コスト、納期、精度を確保するにはどうしたら良いか、設計上の判断をしなければならないからです。また、必要に応じて図面に指示することが大切です …

軸力 計算

機械の要 ねじボルト締結 | 忘れがちな強度計算

  2016/01/22    機械要素, 設計全般

 ボルト、ねじが受ける応力 ボルトやねじによって部品を締結するときの締結力は「締め付けトルクの入力により発生する軸力」に より決まると基本編で説明をしました。今回の「強度設計編」ではボルトやねじに作用する様々な応力 について解説し、適切な選定をするための勘所を紹介します。 様々な応力 ボルトやねじで部品を締結したときに …

トルク

機械要素 ねじ・ボルトの基本を知ろう | 装置の信頼性はねじやボルトの使い方が基本

ねじやボルトの選定 ボルトやねじにはJIS(日本工業規格)によりその要目が規格化されています。必要に応じてこの規格に基づき、ボルトやねじのサイズを決め部品の締結を実現させることになります。実際の選定には他にも考慮しなければならないことがあります。それらを怠ると部品の脱落や破損につながり、安定した品質の製品や装置を造るこ …